むらかみ
少し分かりづらい場所にあるんじゃが,体育館の裏手,内神川沿いを少し北に行った場所にある「むらかみ」さんにお邪魔したで。
着いたのが2時前じゃったけぇ,入店すると「うどんしかないけどええ?」と聞かれたわ。せっかく来たんじゃけぇ,たまにはうどんもええかのぉとお願いしたで。
店内は,親戚の家の台所に鉄板があるような感じで不思議と落ち着くのぉ。メニューはなくて,肉玉そばかうどんかのどちらかだけみたいじゃの。
ここの焼き方はオールドスタイルと呉焼きのハイブリッドのようなで,独特で面白いで。
①鉄板にうどんを乗せ,バターをひとかけ添える
②生地を引き,魚粉をかける
③うどんを生地に乗せ,キャベツ,豚バラ,もやし,ネギを乗せていく
④さらに天かすを乗せ,魚粉をかけ,味塩こしょうをかける
⑤10分ほどでひっくり返し,割った卵の上にお好み焼きを乗せる
⑥これを半分に折って,お皿に乗せてできあがり
生地に麺を乗せるオールドスタイルは久しぶりに見たのぉ。
いきなりバターが出てきたのにはびっくりしたが,オールドスタイルの弱点は麺が水分を吸いすぎることじゃけぇ,これを防ぐための妙手なんかもしれん。
ダイナミックなお好み焼きで,ソースと青のりは「好きにかけんさい」とのことじゃったけぇ,好みに合わせてお腹いっぱい頂いたで。
何よりも,お母さんとの会話が最高のアクセントじゃったわ。最近の呉のこととか,身の上話とかしながら食べるお好み焼きはこういったお店ならではなので,じゃけぇこそ,個人のお店の探訪はやめられんのぉ。